リサイクル商品といえば、使い終わって廃棄されたもの、すなわちゴミを回収してリサイクルするものがほとんど。ところが、写ルンですの場合、回収=現像にあたるため、消費者もメーカーも無理なく自然にリサイクルの輪に入ることができます。
そして、回収された商品は徹底してリサイクル、リユース、リデュース。そのため、たとえば異物となるビスや接着剤は一切使わない設計になっていたり、プラスチック原料をなるだけ減らすためにボディをコンパクト化するなど、商品設計の段階からもう一度使うことを最優先に考えられています。その結果、今や重量の95パーセントが再資源化されるという超優等生商品になりました。