フィルムカメラの素敵なところ。それは、現像するまでどんな写真が写っているのかわからないところ。でも、一時主流だった、写真屋さんの同時プリントシステムには整理が大変、正直いらない写真もプリントされてしまうなど困った面もあり、それがデジタルカメラの普及に拍車をかけた……というのは巻頭で述べたとおり。

そんな「困った」を解決してくれそうな提案をしている写真屋さんがありました。鳥取県米子市にある「植田カメラ」。かの写真家、植田正治さんが始めたお店で、現在は三男の亨さんが社長をつとめています。植田カメラの提案、それは「現像+ラージインデックス」。そう聞いても、イメージできるようなできないような。実際にどんなものなのか、出来上がるまでの工程を体験させてもらうため鳥取へ向かいました。

ラージインデックス完成!六ツ切りの印画紙にフィルム1本分、36コマの写真がプリントされています。ひとつひとつ、写真の内容をちゃんと確認できる大きさなので、この中から、プリントしたい写真を選び、好みのサイズで注文します。特に気に入った写真は大きく引き延ばして部屋に飾ったり、プレゼントにしたりしても良いかもしれません。きっと、写真の楽しみ方がもう一歩先へと広がるはず!

植田カメラからの提案、ぜひ一度試してみてください。

植田カメラ米子店
米子市東倉吉町85-3 (TEL. 0859-22-4254)

植田カメラ夜見店
米子市夜見町2921 (TEL. 0859-24-2222)
http://uedacamera.net/